ここのところ都議会のセクハラやじ、兵庫県議の不明朗支出と辞職、山口市議の逮捕、元神奈川県議の逮捕・・・と不祥事がメディアを賑わしている。
当方の考えは「性悪説に立ちせめて地方議員の活動は無給(又は実費)ボランティアとすべき」である。
2012.09.03の当コラムで“TV番組「アカルイミライ」で知った町議員のあり方”を取上げた。
この時も地方議員のあり方の好事例として取上げボランティア制度の採用を挙げたが、その後も相も変わらずの不祥事続きであり今回は「性悪説」という点について触れたい。
その後のより詳しい情報収集で分かった他国の例を挙げると次のようになる。
・住民自治の考えが長年浸透してきたスイスでは住民の代表者が生業とは別に議員とし て夜間に議会に通う
・イギリス、フランス、スエーデンなどでは地方議員は原則無給
当地の市議会議員の多くは「議員は年中無休で忙しくて大変だ」と嘆くが次のように問いたいと思う。
・その忙しさの大半は選挙区の住民の冠婚葬祭が占めてはいませんか?
・そして、当選した翌日から次の選挙の票集めに忙しいのではないですか?
これらの原因は「議員を食べるための職業としていること」に尽きると思う。
先のコラムでも書いたが再度問いたい!
半ば義務とも言える裁判員制度のような制度はどうだろうかと。