2015年2月20日

地方紙に公助の先進地の状況@村山市で3回にわたり「間口除雪」を取上げていた。

キーワードはそれぞれ
・実行「首長の決断ひとつ」
・市道「楽になった」が・・・
・市民の要望年々高度に

当方が戸建てに住むようになり冬季におけるこの問題に悩んだことがあり当コラムの2011.12.31、2012.01.12の「除雪の間口処理」として取上げたことがある。
そのポイントは次のようなもの。

・道路の除雪(堅く重たい)が住宅の間口に置き去りされて苦労しているがその解決の方法はあるのか?
・多老化社会を迎えるこれから必ず問題になる。
・限られた資源(ひと、もの、金)での対応という課題には次のような視点が求められると思う。

【 課題解決の3本柱(核となる資源)】
①ハード(インフラ・設備・システム)
②ソフト(ハードの運用・活用の要領・制度&しくみ)
③ひと(利用者:消費者&ハード・ソフトの運用者)
特に大事なのはこれら柱の①②や財源が不足する時に、その代替として期待がかけられるのは<足りないところを「ひと」の力で補うという発想。

例えば
・委託業者の除雪技術の研修(定期)などの実施
・間口を避ける除雪要領の検討、標準化とその徹底

今回の村山市の先進事例紹介におけるポイント(下記)は上記の②ソフトと③ひとの力で補うということを指摘している。
・「日中」強化へ 平準化図り、費用を抑える⇒集中実施から分散実施
・県道は難しい 「特別実施は難しい」⇒県、隣接市町村との連携
・委託業者、市、市民 「三位一体の対応」が必要⇒市と委託業者による
勉強会、市民から冬季未使用空き地の提供(雪捨て場)