かつて、否、今も「前向きに検討する」が話題になったことがあり「ほぼ検討しない」という意味であることが当たり前になって久しい。
15日のTV報道を見て違和感を覚えたのは私だけだろうか?
NHKも民間も、新聞各社もただその言葉を伝えただけで政治家の発言の曖昧さ、責任の所在の無さを指摘する論評は調べた限り見つからなかった。
政治家は発する言葉に政治生命がかかっている位に大事というような考えを提示した識者がいたが・・・識者からすれば言葉として論ずるに値しないということで論評が無いのだろうと当方には思える。
14日にこのコラムで公式ツイッターの炎上について触れたがこの発言の仕方はこの国のトップがOut of Controlの状態になっていることを示しているように思えてならない。