2024年1月30日

いわゆる断捨離まがいを実施した折に再読するかもという基準で残した書籍を就寝前に読むような習慣になり大分経つようになる。

現在は掲題の本。大分、折(ドッグイヤー)が多いのでそれだけ面白かったといえる。

2013年12月12日(第3冊)発行。裏表紙の帯に次のような4行が記されています。

 

日本は一位とか二位とかを争う

野暮な国じゃなくていい。

「別品」の国で

ありたいと思うのです。(エピローグより)

 

そこで、思い出したことがある。

令和4年11月22日付け荘内日報の「私の一冊」への拙投稿(「名こそ惜しけれ」の精神)。この中で藤原正彦の著書を取り上げ、文末に次のような文を紹介したことがある。本書の最後の章「国家の品格」の最後の項「世界を救うのは日本人」に記されている次の箇所に強く共感を覚えるのでその一端を紹介したい。

 

~駐日フランス大使を務めた詩人のポール・クローデルは、大東亜戦争の帰趨の

はっきりした昭和十八年に、パリでこう言いました。「日本は貧しい。しかし高

貴だ。世界でただ一つ、どうしても生き残って欲しい民族をあげるとしたら、そ

れは日本人だ」~

このような考えは司馬遼太郎の「名こそ惜しけれ」という精神に通底するのではと思うのは私の勝手だろうかと自問する今日この頃。

 

期しくも、天野氏の冊子は約10年前、藤原氏の冊子は約20年前の発刊。

 

また、拙地域活動の中で成熟社会に関するアクティビティ(13年前)があるので紹介する。                    それは、地域力共創推進コンソーシアムの「One Coin 地域力 カフェ」のスペシャルバージョン「やまがた地域力共創【論・楽・会】」の【論】。添付のような資料で車座会議を開催した。ちょうど3.11の震災直前でしたので記憶に残っています。データも残っていた映像も発信していた。

110221論  

尺が長いが映像はこちら⇒https://www.youtube.com/watch?v=kVOn6FO5KNY