2020年2月24日

2月14日のコラムで「中国の失敗策から学べなかった日本のCOVID19」を記したがそれから10日が経過し、初動のつまずきのリカバリー対策は後手後手となり影響が広がりつつある。

特に問題なのは22日の夜に厚労省大臣のダイヤモンド・プリンセス号からの下船者の中に感染の有無の検査が未実施の人がいたという発表には唖然としてしまった。

更に、船内で業務にあたっていた厚労省職員41人にウイルス検査を行うと発表した。このうちの一部は、船内業務後に検査を受けないまま、元の職場に出勤していたという。

なんという怠慢、危機意識の欠如だろうか!!

検疫、防疫に関するプロトコル(基準の手順書)が無いのか、否、不十分としてもあるはず、あるいは充分としてもそれを順守する意識が欠落していたのか・・・論外と言える現実を見聞きして国家公務員の危機意識に唖然としてしまう。

東北や当方が住まう山形での感染者報道がまだ無いが何れは(時間の問題)と覚悟する必要があると思う。