2015年12月30日

”保険証番号 10万人流出、「成り済まし」の恐れ 保険証の個人情報流出”という見出しで2面に亘る記事掲載が有った。

年末ぎりぎりの大きな記事。
マイナンバーの遅配と問題が話題となっている最中これまでも個人情報の流出やそれによる様々な事件が予測されている。

今回やこれまでの数々の個人情報の流出事件はこれから先間違いなく発生するマイナンバー制度による更に多くの事件を予感させて余りある。

話題がそれるがそもそもマイナンバー制度は誰のため?と考えてみると、個人の意見としては権力を持つ国、為政者そして一部の経済界などのコンビニエンスのためとしか思いつかない。

技術の進化(特にICT)は止めようもないがそのいき過ぎにより個人情報は限りなく深い危険にさらされることになる。

これまでも年金、保険証など多くの情報流出とマイナンバー制度によるそれは比べようもない。
私たちは自分の情報をどこまで危険に晒されるか、どのように守ることができるのか・・・超高齢化社会の中で事件に巻き込まれることを避けるのが不可避となる時代に入っているのではないかと感じる。

最近の白紙撤回(五輪エンブレムデザイン、国立競技場デザイン)のようにマイナンバー制度【白紙撤回】という初夢を見たいものだ・・・。

マイナンバー制度が抱える課題、危険は6月28日の地方紙(山形新聞)の【緊急声明】と同じ位に重いテーマゆえメディアにも本腰の取組みと記事を期待したい。