11月24日のコラムに「退廃する為政者と官僚」というタイトルで投稿したがその後のこの件についてのＴＶ、新聞などの報道を見ていると余りにも情けない内容でコメントをする気にもなれなかった。

が、しかし12月5日の地方紙に「破棄答弁時 データ残存」を官房長官が認めたという記事と「廃棄したのは障害者雇用の職員」と首相が国会で答弁したという記事には情けなさを通り越して呆れ果ててしまった。

責任を取ろうとしない政治家（政治屋？）とそれを支え続ける官僚にこの国の先行きはどうなるのかと暗澹たる思いになる。
国民のひとりひとりが政治的信条（与党ｏｒ野党）は別にして道義的、倫理的観点から「それはおかしいだろう」と思えない、言えないとしたらそれこそ何かおかしいのではないだろうかと思ってしまう。

法制度が違うとはいえ（当方は全くの素人）隣国のように検察が入ったり、米国のように弾劾するような形にならない限り、弱者に責任転嫁をして（言い訳をして）居直っているようなこの国の為政者は無くならないのかも知れない。

来たれ！「名こそ惜しけれ」の精神、倫理観を持った「気骨ある政治家」