2019年12月25日

地方紙の今日の1面、4面に記された次のような見出し&記事に「何を今更」という思いを強くした。

1面:出生数 初の初の90万人割れ 19年推計 人口自然減は最大

4面:背景に「非正規」増 改善へ雇用安定不可欠

 

本件やその関連事項については2011年3月に開始した当コラムでも何度か取上げた記憶があり確認してみると以下のようになる(13回/5年)。

施策を色々打ってもその場限りという感が否めない。

原因とその関係性をクリアにしそれら原因を究明してそれらの解決策への対処なくして命題「出生率の向上」は望めないと思う。

検討の甘さや誤解を恐れずに端折って言えば・・・

「若者の生活(就業)の安定 結婚 子供を持てる社会環境(例えば共働きができる社会環境)の整備 出生率のアップ」

ということだろうか・・・。

 

< コラム「飛耳長目」アーカイブス:http://ruruc.kir.jp/sk-solutions/web1/archives/columnarchive  から>

・2013年6月19日:縮小社会と人口減少

・2014年5月5日  :子供の日の新聞記事「少子化歯止めかからず」に思うこと

・2015年8月19日:「正社員の助成金増 継続」という記事は何かおかしくは無いか?

・2015年10月8日:少子化への奇策inロシア

・2015年11月23日:国がひとり親家庭と不妊治療を支援すると言うが・・・

・2015年12月6日:首相ら発起人「子供の未来応援基金」寄付低調 まだ300万円!!

・2016年3月20日:「潜在待機児童4.9万人」の意味

・2016年3月29日:潜在待機児童6万人という続けての記事について

・2016年4月7日:新聞記事「離職ゼロ」鍵は職場に、介護休業制度見直し、余力ない中小、意識も問題

・2016年5月1日:「待機児童ゼロの真実」という記事

・2016年8月26日:「待機児童 定義見直し」に思う

・2016年9月3日:待機児童 2年連続増

・2017年2月18日:地方紙記事「待機児童ゼロ目標断念」から読み取れること